かもめーず

愛媛県・青島に行ってみた!伊予灘に浮かぶ猫の島 

2018.10.31


青島(あおしま)

愛媛県伊予市双海から大洲市長浜町にかけて
伊予灘の海を眺めながら夕焼け小焼けラインを走っていると、
キラキラした水平線にポツンと浮かぶ青島が見えます。


長浜港から北に13.5㎞、伊予灘のほぼ中央にポツンと浮かぶ周囲4.2㎞の小さな島。
坂本龍馬が脱藩の際に長浜港から出航し、青島に泊った記録があります。

人口9人の島に猫200匹以上の猫!!!
「猫の島」として、観光に訪れる人が増えています。

長浜港はJR伊予長浜駅から300メートルほど。
車で行く場合は国道378号線沿いに駐車場があります。



乗船口は少し離れた場所にあるので、案内板に従ってくださいね。



駐車場がいっぱいの場合、途中にコインパーキングもあります


生活航路なので、乗船できる定員はそんなに多くありません。
青島に宿泊施設はないので、帰りの船に乗れる人数しか乗船できませんのでご注意を!
海がシケると欠航になります。冬は欠航することが多いみたいです。


看板を見逃さないでね~♪


青島に渡る際はルールを守りましょう!


島に住む方々に迷惑にならないように、くれぐれも気を付けましょう~!


乗り場桟橋です!ここから青島に出発!!


猫の島に上陸!


青島が見えてきました。


上陸の際の注意が書いてあります!


到着した桟橋から、猫たちのお出迎え。

いっぱいおります。。。


他のお客さんの迷惑になりますので、桟橋では立ち止まらないように!!


猫たちによるお出迎え


たくさんおります


猫のエサをやる場所も決められていますので、
そこ以外ではエサをやらないようにしましょう!!




上陸してすぐの港でエサをあげるのはNGですよ~!


甘え上手なにゃんこ


待合所にトイレはありますが、
お店も自動販売機もありませんので、各自用意、ゴミも必ず持ち帰りましょう!


待合所


待合室には猫のエサ入れがあります。
猫に会いに来た人は、余ったエサをここに入れてくださいね。



まずは猫見学。


実は筆者は猫アレルギー。
夕方までの丸一日を、猫の島でどうやって過ごせばよいのか、
地図を眺めながら思案する。。。




まずは、昔ながらの港の風景に感動しながら、
ブルーラインに沿って、猫のエサ場へ向ってみよう。


エサ場へと続くブルーライン


左手には昔ながらの雁木が!!


おおーー、すごい猫たち。
そして猫好きな人たち。
猫に囲まれて幸せそう。。。


猫にエサをやるのはこの場所で!


たくさん集まってきます


本格的なカメラを持ってきて撮影をする人も。。。



エサ場には立派な石碑がありました。
300年前に兵庫県赤穂から移り住んできた人たちが、青島の定住の起源なんだって。




氏神さまの青島神社をのぞむ猫広場(猫のエサ場)で、
島に移り住んだ赤穂の人々は、朝まで踊りあかして故郷を偲んでいたそうな。


神社の手水鉢にも猫~


そんな「青島の盆踊り」は、県指定無形文化財になっていて、
高齢化により開催が見送られる年もあるけど、
8月のお盆には多くの島出身者が帰省し、継承への取り組みが行われているようです。


青島の盆踊りの碑があります


そんなことは全く気にも留めず、猫たちは悠々と暮らしており。。。


けんかをしたり


毛づくろいをしたり


島民による「青島猫を見守る会」(会員数3名)の方が猫たちのお世話をされているようですが
青島の人口は9人(2018年10.月現在)、平均年齢も75歳以上と高いため、
将来的な世話が難しくなることを理由に、
ちょうど島を訪れる数週間前の10月初旬、
公益財団法人どうぶつ基金により、約200匹の猫たちにいっせいに不妊去勢手術を行ったところでした。



島の猫たちの耳に切り込みが入っているのは手術済みのしるし。



集落には廃屋も目立ちます。



かつては昭和30年ごろには800人を超える人が住んでいたようですが、
今は9人。
高齢化も進んでいて、このままいけば島に人がいなくなる日もいつかやってくる。
そんな島の将来を見越しての対策を、こんな小さな島で行われていることに驚きました。

島散策~♪


何より感動だったのは、
いまどき見ることのできない昔ながらの漁村風景。
石垣の防波堤や雁木が、ほぼ完全な状態で残っている~~~。。。


昔ながらの雁木のある漁港が現役で生き残っている感動!


石垣の防波堤も美しい~!!


好漁場として賑わった島の景色を思い浮かべながら、
島散策に出かけます。


賑やかだった耳朶尾を偲ばせる小さな商店跡


集落のはずれの海沿いの小道を進むと



島の方が、船待ちの方のために休憩所を営まれていました。
朝到着の人にはうれしいサービスです!




小道の先には、人の手がほぼ手付かずの磯の風景



ただ海があって空がある、
それだけで本当に贅沢な時間です。



青島神社の裏手にある小高い山を上がり、
小学校跡に行ってみました。



校庭にはズラーーっと並ぶお地蔵様?島四国かな??


青島では昭和43年に中学校が、
昭和52年に小学校が閉校になりましたが、

昭和30年くらいには800人を超える人口があり、
漁業の島として発展しました。

造船所などもあったそうです。


コツコツと家の修理をされていました


集落のはずれの家を改修されていた男性が、
そんな話をしてくれました。


かつて、年頃の島の青年たちは
「青島青年団」といって、共同生活をしていたそうです。



みかん畑を越えて、弁天崎を目指すと、




「青島青年の碑」が建っている広場に出ました。

この碑は、大正時代に漂流船を助けようとして殉死した
青島青年団員を供養するものだそうです。

ここはキャンプ場にもなっています。


平和な島の日常~




島ではあちこちで猫が日向ぼっこを楽しんでいます。




待合所のすぐ裏の漁師さんち
色鮮やかな漁網のお手入れをされていました。


寝床も作ってもらってる


可愛がられています♡♡♡




青島では、漁網を破るネズミ対策のために
猫が重宝され、可愛がられていたようです。


昼便の船が到着!

昼便の船がやってきました。
猫目当ての観光客たちがたくさん来られました。




昼便での滞在時間は約一時間

来訪者たちは猫に向かってまっしぐら。
猫たちは、猫たちのペースで島の時間をのんびり過ごしております。



誰もがみんな穏やかに島の時間を楽しんでいるようです。



帰りの便の船には、
捕獲された避妊手術を受けていない猫たちが乗っていました。
先日行われた一斉手術に取り残した猫たちです。
本土で手術を受けたのちに島に戻ってくる予定です。



人の暮らしがあって猫たちがいる



長浜港に着いた船に、ホースで島に運ぶ水を貯めていました。
青島では未だに船で水を運んでいるのですね。


桟橋の入り口に給水口がありました!


ホースで船にお水を貯めています。


島に渡る際には、水を大切に使いましょう!



猫の島として有名になった島ですが
島に猫の世話をする人がいなくなったら、猫たちは生きていけません。
島の人と、猫たちが、おだやかに幸せに暮らせる日々が、
少しでも続くといいな~と思いました。



アクセス

●JR伊予長浜駅から長浜港まで徒歩5分

●長浜港から定期船「あおしま」で渡船
 北条港~安居島港(所要時間:35分/料金700円・往復1400円)
 ※乗船券は往路の船内で往復分購入することになります。
 
 青島に行く前には必ずこちらをご覧ください→定期船「あおしま」
 島民の迷惑にならないようにマナーを守りましょう!


written by おかちゃん