伯方島(はかたじま)
伯方島は、尾道市と今治市のちょうど真ん中に位置する
芸予諸島の一つです。
しまなみ海道では大島と大三島の間にはさまれています。
しまなみ海道をそのまま走るとあっという間に通り過ぎてしまいます。
しかし、伯方島は縄文時代の遺跡があり、
複雑な海流に囲まれ、
昔から瀬戸内の要所として各所に水軍の城砦が築かれたそうです。
水軍の末裔たちの島??
どんな島旅になるのか楽しみです(^^)
今回は伯方・大島大橋を渡り、伯方ICから島に降り立ちます。

道の駅

ビーチ
伯方ICを降りたところに、「伯方S・Cパーク」という多目的施設。
道の駅やビーチなどが整備されていて、
すぐ横に、人気のドルフィンファームがあったりします。
ビーチでは夏に花火大会があり、
たしか、間近に見える花火を見に来たことがあったなあ。
しかし、しまなみ海道は幾度となく通っていても、
ここから先、伯方島島内を、ほぼ周ったことがない。。。
ということで、今回は島ドライブです♪(^∋^)
島内をめぐるのだ!
伯方島って、
どちらかというと「産業の島」のイメージが強く、
思い浮かべるのが、
造船、海運、伯方の塩
島の方のお話では、
やっぱり、「造船と海運」は強く、
産業があるので、他の島に比べて就業人口が多い、
ということでした。
造船所に勤める外国の方も多いそうですよ。
島を廻っていても、
いわゆる観光向けのお店よりも、
島の人の生活のためのお店が揃っている印象です。
「島=不便」とおもっていたら、
全然島らしくない島かもしれません(笑)
「不便と思うことはないですね。
無いとしたら温泉くらいかな~」
と島のお兄さんも言われておりました。
たしかに--!!
伯方S・Cパークの中には、
大きなホールや体育館、プールやテニスコートもあるし、
観光だけじゃなく、
島民の福祉施設が整っている場所のようも見えてきました!

1000人収容できるイベントホール
造船の島らしく、
海が見えるところには、
あちこちに造船所のクレーンが見える。。。



もちろん、歴史のある島だし、
名所もたくさんあるのです!!
こちらは「船折の瀬戸」
目の前の海は、船が折れるくらい流れが早いんですって!
すぐ近くにキャンプ場もありますが、
このあたり危険なので、絶対に泳いではダメですよーー!!!
潮流の時刻表がありますが、
時間帯によっては渦潮が見られるみたい。
しかし、こんな急な海域でも、
ひっきりなしに船が通ります。
水軍の時代から
この近海の海のことを熟知した島の人たちが、
この海域の安全な航海を担ってきたのでしょうね。
伯方島で海運業が盛んである理由が
少し分かる気がしました。
かつて伯方島でも、あちこちの港にたくさんの定期航路があったそうですが、
しまなみ海道開通後、廃路になる路線が増え、
現在は、木浦港から今治、因島をつなぐ便と、
尾浦港からの鵜島経由で大島の宮浦港をつなぐ便のみになりました。
こちら尾浦港。
目の前にある鵜島を経由して、
大島の宮浦港に行く船乗場です。
潔いほど何にもありません(笑)
→「愛媛県・伯方島にいってみた!後編 路地探訪がたのしいぞ!」に続く。
アクセス
●しまなみ海道 伯方IC 降車
●バス 多数あり
せとうちバス
瀬戸内海交通
おのみちバス
鞆鉄道
瀬戸内しまなみリーディング
中国バス
など
●船 芸予汽船にて
今治~大島・友浦~伯方島・木浦~岩城~佐島~弓削~生名~因島・土生
1日8便 時刻表・料金表
written by おかちゃん