
加計呂麻島(かけろまじま)
2015年春に訪れた加計呂麻島(鹿児島県大島郡)のレポート。
(関連記事)鹿児島・奄美大島に行ってみた!①鹿児島港からの船旅!
加計呂麻島は奄美大島の瀬戸内町に属していますが、
橋では繋がっていないため町営船で渡ります。
加計呂麻島側の港は、瀬相(せそう)または生間(いけんま)の2つ。
2つの港は車だと30分はかかる距離なので、行く前に目的地を決めておくとスムーズかも。
今回は生間港に向かい、知り合いの車で島を巡りたいと思います。
朝8時に入港してきた、瀬戸内町営のフェリーかけろまで渡ります!
海沿いに咲くデイゴの並木
古仁屋港を出て約20分、生間港に到着!
各方面へ向かうバスも待機しているみたいです。
面積は77.4平方km・周囲147.5km、人口は1,305人(2015年発表)。
今回は、前日の宿で知り合った島の方に案内していただくので安心だったのですが、
入り組んだ海岸線とアップダウンの多い道の運転はかなり大変そう!
まず向かったのは「諸鈍(しょどん)のデイゴ並木」。
ズラリと並ぶデイゴの木々が壮観な場所で、ちょうど花も咲いているところが見れました~。
並木道の途中に幹の膨らんだ「祠デイゴ」というものがあり、
この中に入ると子宝に恵まれるという言い伝えも。
ライオンのいるビーチ
次に向かったのは島の南東にある「徳浜ビーチ」。
加計呂麻島の中でも特に美しいと言われている場所です。
冬にはクジラが見えることがあるんだとか。
もうひとつ、年中見えるものがあるというので、
綺麗なビーチを横目にある場所まで歩いて行くと・・・
おお!ライオンの横顔が!!(想像してたよりライオン!)
決まった角度からじゃないとライオンに見えないそうなので、
ライオンを求めてビーチを散策してみてくださいね!
徳浜から実久へ
この後は、南西にある徳浜から、北西にある実久(さねく)までドライブ。
途中いろいろ見どころを案内してもらいながら、島の端から端へと移動です。
巨大なガジュマルに吊るしたロープで遊ぶ子どもがいたり、
まじめな顔でずっと交通を見守る人形がいたり、
トカゲや鳥やイノシシと遭遇したり、花をめでたり、
ドライブしているだけでも楽しい発見や出会いがいっぱい!
そして到着した実久にはこれまた綺麗なビーチ。
近くのゲストハウスには素敵なサンゴの石垣がありました。
石垣からひょっこり顔を出したのは宿で飼われているヤギ!
好きそうな草を口元に持っていくと、モサモサ食べてくれました。
そんなこんなしていると、すっかり日も暮れてきました。
帰りは定期船ではなく海上タクシーで!
すっかり暗くなった港で待つ間、本当に来るのかと不安になりました!苦笑
加計呂麻島から見ると、古仁屋の夜景も明るく見えますね~。
色々な出会いが楽しかった加計呂麻島。
宿もあったので、今度行く時は1泊ぐらいしたいもんです!
アクセス
〇瀬戸内町営フェリー
古仁屋~瀬相または生間(所要時間:約20~25分 /料金:360円)
■瀬戸内町 町内アクセス
■加計呂麻バス(時刻表)
■奄美せとうち観光協会(加計呂麻島へ)
written by なっちゃん