小佐木島(こさぎじま)
2017年11月17日。
「日本一新幹線の駅から近い島」と謳う佐木島(さぎしま)の北西に小佐木島はあります。
地理的な位置だけ見ると小佐木島の方が新幹線の駅に近いですね~。
佐木島へは尾道からも航路がありましたが、小佐木島へは三原港からのみ!
★佐木島レポートはこちら
新幹線の停まる三原駅から三原港までは徒歩5分ほど。
(ちなみに広島空港から三原駅まではバスで38分とこれまた近い距離)
三原港からはいくつか航路があるので、案内が駅のホームのようですね。
定期航路マルト汽船
旅客定員48名と少し小ぶりなマルト汽船の船に乗り込みます。
小ぶりですが窓が大きく配置してあって景色も楽しめる仕様!
14分と短い航海では物足りなく感じるかもしれません。
島での暮らし
小佐木島の人口は今日時点で7名!
かつては小型船の造船が盛んで、
みかんや除虫菊などの農業も営まれていたようですが、
今は年金で暮らしている方がほとんど。
昨年までは高齢化率100%の島でしたが、
若い女性が住んだきちで若干変動した模様。
三原から近いこともあり、島との二重生活者もいるそうな。
日々の買い物などは三原までお出かけするとのこと。
病院機能は年2回来る診療船と、救急時の救急艇。
ドクターヘリ用のポートもあるので、素早く病院へ運ぶこともできそうです。
島一周道をお散歩
面積0.5平方km・外周3.2kmと、ほんとに小さな小佐木島。
ぐるっと回れる島一周道なら約30分ほどで島一周できてしまいます。
海や緑の自然を愛でながらのんびり歩くのが気持ち良い!
お気に入りの景色の中でランチや休憩するのがおすすめです。
ちなみに商店はないので、お弁当やおやつは持参必須。
(※2018年には食堂・宿泊所がオープンしたそう)
里海文化の再生事業
こんな小佐木島に魅力を感じ、持続可能な経済の実現に向けた活動をしているのが公益財団法人ポエック里海財団。
小民家を再生し、ギャラリー展開やアーティストインレジデンス的な活動もされています。
訪問時は見ることはできませんでしたが、ギャラリーには日本画家・千住博氏の作品が置かれているそう。
島で国際的な作品が見れるなんて貴重ですね~!
アクセスのしやすい島だからこそ、時間をたっぷりとってのんびり過ごしてみてください。
アクセス
〇マルト汽船 三原~小佐木(所要時間:約14分 /料金:390円)
1日往路4便・復路3便
●KOSAGI BEE PROJECT 2018
●地域環境マップ12(小佐木島)
●公益財団法人ポエック里海財団
written by なっちゃん