中島(なかじま)
2018年6月1日
そろそろ夏の日差し。島シーズン到来です!!
愛媛県松山市沖にある中島に行ってきました!
中島は松山市沖の7つの島からなる忽那諸島(旧中島町)最大の島。
人口は約2500人で、みかんとトライアスロンで有名な島です。
島には、大浦、神浦、西中と、三つの港があります。
船は大浦を経由し、睦月島、野忽那島をまわる東線と、
西中発着、神浦経由で、怒和島、津和地島、二神島、釣島をまわる西線があります。
主要港は大浦港で、大浦は、中島のみならず、忽那諸島7つの島のの中心街としての機能を果たしています。
平成17年に松山市に合併される前までは、町役場が置かれていました。
出発!!
とりあえず今回は、三津浜港より東線のフェリーに乗って島を目指します。
大浦行きのフェリーは、松山北高中島分校に通う学生たちの姿でにぎわっています。
船内の売店のおでんも名物です。
中島港(つまり大浦港)は、ターミナル感。。。
通勤・通学のお客さんに、旅行客が混ざりこんでいる感じです。
毎年8月のトライアスロン大会では、全国からたくさんのアスリートたちがやってきます。
瀬戸内海を眺めながら走るサイクリングコースは、サイクリストたちに人気があります。
レンタサイクルもあります。
大きな島なので、大浦から足を延ばそうと思うなら、車が欲しくなります。
島の集落を周るバスや、タクシーを利用することができます。
バスは便数が少ないので注意です!
大浦の町を散策。。。
港の前にソフトクリーム屋さん!!
と思ったら、お休み中!!?
なんとも、島らしい時間が流れております(笑)
JAの大きな集荷場があり、
中島で作られたみかんは、ここから船に積み込まれ出荷されます。
港のそばに、クロネコの営業所があり、
銀行もあって、
いやあ、なかなか都会感!!
町の中心には中島総合文化センター
大きなイベントホールや図書館が入っています。
建物は島の風景をシンボリックに取り入れていて、石垣の庭にビオトープがつくられています。
文化センターのはす向かいに松山北高中島分校があります。
松山市から毎日船で通学してくる生徒も多いそうです。
運動場のすぐ裏に山があり、自然が豊かな環境です。いいなあ。。。
高校のすぐ裏に、総合病院があります。
介護サービスや、デイサービスも行っているそうです。
島の中で一番大きなスーパーマーケット「とみなが」
食品、日用品はもちろん、園芸、家電、本、おもちゃ、など、あらゆるものが並んでいました。
中でも驚いたのはコレ!!!
さすがです!!ミカンの島!
5月は島中がみかんの花の香りに包まれるそうです。
農家さんの庭先に積み上げられたキャリーの山。
みかんのシーズンは、このキャリーが全部、みかんでいっぱいになるんだろうなあ。
少し裏通りを歩いてみました。
昭和感のただよう路地。。。
民宿、お食事処、スナック、病院、小さな商店
かつての賑わいをうかがわせるような看板が並んでいます。
そのうちのいくつかは、今も元気に営業している様子。
しかし、人口減に伴い、空き家が増えているのは事実のようで、
貸し家の貼り紙も見かけました。
集落の中にもみかん畑。
道端に天草が干してあるのも、島ならではの光景だなあ。。。
今回は神浦港まで歩いて行ってみようと思います。
(かなり距離はあるので、おススメはいたしません(;^_^A)
島歩きへ!
お、トライアスロンの看板ですね。
中島トライアスロンはもう30年以上続いている島の一大イベントです。
島を上げて、選手たちをもてなすことが評判で、
出場したり、応援に来た人たちが、まるで自分の故郷のように島を再訪するのだとか。
B&Gはスポーツ総合施設。体育館やプールやら、テニスコートなど、島民たちのレクレーションを支えています。
カンガルー???いったいどんなメニューだったんだろう??
レモンの木。瀬戸内のレモンは大人気なのです。
畑の石垣も、島の風景。
中島小学校・中学校。中学校は忽那諸島7島の生徒が通います。中島以外の生徒たちは寮生活をしながら学んでいるそうです。
長師という集落に出ました。
ヒジキ干してます。
姫が浜です。松山市でも有名なビーチ!島リゾートです!
キャンプ場や宿泊施設もありますが、数年前に近くにおしゃれな民宿「BONDS」ができました。
海沿いの道を行きます。
鯖の養殖をしているという漁師さんに会いました。
海沿いの道路から一筋は言ったところには古い町並みが残ります。
あ!!!かもめの鏝(こて)絵!!!
集落ごとに農協があって、イノシシの捕獲数が掲示されています。
中島でのイノシシ被害は年々深刻になっていると聞きました。
瀬戸内の島に共通するお悩みですね。。。
公園ではゲートボールをする風景(^^♪
神浦の港を通り過ぎて、さらに行くと「ゆうきの里」
有機農業をされている農場があります。
中島では宇和間という地域が、数十年前から有機農業をするエリアとして有名で、
そのエリアを中心に、県外から数十名の移住があるそうです。
「農音」という団体が、移住支援を行っています。
農薬を使わないこれらのエリアには、ヒメボタルが見られ、
毎年この時期に、フラッシュ蛍ツアーというのもやってます。
防波堤の向こうの海は、ヒジキがゆらゆら。。。なんて豊かな海なんだ!!
宇和間まではたどり着けそうにないので、
今回はここでUターン。
島を取り囲む海沿いの道は、とても眺めがよくて気持ちがいい!!
気持ちよさそうに走るサイクリストたちと何度もすれ違いました。
島が浮いてるように見える浮き島現象!!
神浦から帰りの船に乗ることに。
次回はサイクリングを楽しみたいな~。
アクセス
三津浜港、もしくは高浜港(松山空港から車で15分)より 中島汽船
〇東線 大浦行き
●フェリー 三津浜・高浜~大浦
所要時間 経由する港により 40分~1時間25分 大人 910円
〇東線 神浦行き
●フェリー 三津浜・高浜~神浦
所要時間 1時間7分 大人910円
●高速艇 高浜~神浦
所要時間 25分 大人1620円
中島の観光・宿泊情報はこちら→瀬戸内・松山 里島めぐり
written by おかちゃん