津和地島(つわじしま)
津和地島は、松山市沖にある忽那諸島の七つ島の中で、最も山口県に近い県境の島です。
古くから瀬戸内の汐待・風待ちの要所として、多くの船が行き来したそうです。
アクセスは
三津浜港、もしくは高浜港からのフェリーか、
もしくは、高浜港からの高速艇。
今回は、三津浜港からのフェリーを利用しました。
約2時間の船旅です。
津和地島~♪
津和地港到着!
待合室のエアコンはセルフサービス(笑)
津和地の町は、海に沿って集落が続いていて、
海沿いにズラーーっと船が並んでいて、圧巻でした。
まさに玄関を出たら目の前が海!!
海の上に道ができている感じが面白いなあ!
湾の中には小屋が乗った筏が浮かんでいる。。。
漁業が盛んであることがうかがえます。
ヒラメやアワビの養殖もしているそうです。
漁協やJAの施設が立ち並びますが、
JAの倉庫が立派!!!
みかんの季節はさぞかし忙しいことでしょう!
荷物の積み込みのための大きなクレーンがそびえていました。
プロパンガスの運搬船!ずらりと並んだガスボンベ~
島散策~♪
漁港を眺めながら、島ウォッチング!
あ、みかんとか運ぶ、運搬車だ!
ちょうど、診療所から看護師さんやお医者さんたちが出てきて、
目の前に泊まっていた船に乗り込んでいきました!
週に2回、巡回船でお医者さんがやってくるんですね~!
貴重な場面に遭遇した気分!
島のあちこちに玉ねぎを乾かしている風景が。。。
津和地島は玉ねぎが有名で、
甘くてみずみずしい玉ねぎはとても人気なんですよ~!
旅館発見です!
津和地島には2軒の旅館があります。
こちらの亀川旅館では
予約をしておけば、昼食も食べられるみたい。
島の美味しい海の幸と堪能して、
のんびりとした島時間を堪能するって最高~!

歴史を感じる。。。
海沿いの道の裏側は、古い街並みのたたずまい。
おそらく昔は賑やかな通りだったのでしょう。
小さな商店も見かけます。
品揃えもなかなかです!
ほっこりする佇まいです。
そして、特徴的だな、と感じたのは、
ベンガラを塗ったお家が多く見られること。
参勤交代や、幕府御用船などが立ち寄った歴史ある島ならではの景色なのでしょうか?
集落の端っこにある八幡さま。
秋祭りには「だんじり」が練り歩くそうです。
海を眺めながら歩く。。。
さらに、小学校を目指して歩きます。
集落の南側の海沿いの道をてくてく。
青い海と空が美しーーー!!!
防波堤にはヒジキがきれいに並べられて乾燥中。
道にも玉ねぎが乾燥中~!
山はみかん、畑は玉ねぎ、海はヒジキ~って感じでしょうか??
石垣に囲まれたきれいに整備された畑が広がります。
イノシシの被害も多いのか、電柵が張り巡らされています。
石垣のある畑の風景が、島ならではで美しい。。。
島をぐるりと囲む農免道路は、「農耕車優先」!
安全スローガンが、5・7・7の俳句調になっているのに( ̄ー ̄)ニヤリとなりました。
小学校がありました
津和地小学校到着。元気な壁画です(^^)
津和地小学校は平成29年度より休校になっており、
子供の声がしない島はやっぱりさみしい。。
2014年の伊予銀行のCMで、津和地小学校の生徒たちと
プロテニスプレイヤーのクルム伊達公子さんと撮影されたポスターが
船の待合所に飾られています。
いつかまた、豊かで美しい津和地島に
再び子供たちの声が響き渡るといいですね。。。
アクセス
●伊予鉄高浜線「三津駅」より徒歩15分
三津浜港より
●伊予鉄高浜線「高浜駅」より徒歩1分
高浜港より
フェリー 中島汽船 西線
三津浜港~(15分)~高浜港~(1時間38分)~津和地港 大人 1240円 小人 620円
日帰り可能な便は1日1便です。
高速船
高浜港~(1時間4分)~津和地 大人 2080円 小人 1040円
中島汽船HP
愛媛県観光サイト
written by おかちゃん